筆者はAmazonでよく買い物をするので、常に置き配を指定していますが、置き配でポイントがもらえるようになると嬉しいですが…w
政府は2023年6月に物流革新緊急パッケージを発表し、置き配を選んだ人にポイントを付与する事業を推進するとしています。
この事業が実現すれば、今後はより多くのサービスで置き配を選ぶとポイントがもらえるようになると考えられます。
なお、置き配を選ぶとポイントがもらえるサービスの対象となるのは、商品のサイズや重量、配送業者などによって異なります。
また、ポイントの付与率や付与されるポイントの種類もサービスによって異なるため、利用前に確認が必要です。
置き配を選ぶとポイントがもらえるメリット
・ポイントを貯めて、買い物やサービスに利用できる
・再配達の回数を減らして、環境に配慮できる
・荷物の受け取りのために外出する必要がなく、時間を有効活用できる
ポイ活という言葉があるくらい、ポイントって有効に使えますからやっぱりお得感はありますよね。
置き配を選ぶとポイントがもらえるデメリット
・荷物の盗難や破損のリスクがある
・不在時に荷物が届くため、受け取り忘れのリスクがある
特に盗難には注意が必要ですね。
置き配が増えてくると、比例して増える恐れは否めませんから対策は必ず必要でしょう。
物流革新緊急パッケージとは
物流革新緊急パッケージとは、2023年6月に政府が発表した、物流業界の課題解決に向けた緊急対策です。
・再配達率の半減
置き配やゆとりある日付指定を選んだ消費者にポイントを付与する事業を推進
荷主に対する適正な運賃確保や賃上げに向けた関連法案を次期通常国会に提出
・トラック輸送からの転換
鉄道や船舶の輸送量を今後10年でそれぞれ倍増
荷主企業ドライバー管理義務化
・運送事業者への支援
運転免許取得支援や運転技術研修の拡充
生産性向上に向けた設備投資支援
このパッケージは、2024年問題と呼ばれる、トラック運転手の残業規制強化に伴う物流の人手不足を解消し、持続可能な物流を実現することを目的としています。
具体的には、再配達率の半減に向けて、置き配やゆとりある日付指定などの選択肢を拡大し、消費者の再配達を抑制する取り組みを強化します。
また、トラック輸送からの転換に向けて、鉄道や船舶などの新たな輸送手段を活用することで、効率的な物流を実現します。
さらに、運送事業者への支援策を拡充することで、物流事業者の生産性向上を図ります。
このパッケージの実現に向けて、政府や関係機関、民間企業が連携して取り組んでいくことになります。
2024年問題とは
2024年問題とは、2024年4月1日から、トラック運転手の時間外労働が年間960時間に制限されることに伴い、物流業界で生じる諸問題の総称です。
主な問題としては
・物流能力の不足
トラック運転手の労働時間が短くなることで、輸送能力が不足し、荷物が届かないなどの問題が発生する可能性があります。
・運賃の上昇
トラック運転手の不足により、運送事業者のコストが増加し、運賃が上昇する可能性があります。
・ドライバーの離職
労働時間が短くなることで、ドライバーの離職が進み、人手不足が深刻化する可能性があります。
これらの問題を解決するために、政府や物流業界は、以下の取り組みを進めています。
・再配達率の半減
置き配やゆとりある日付指定などの選択肢を拡大し、再配達を抑制する取り組みを強化しています。
・トラック輸送からの転換
鉄道や船舶などの新たな輸送手段を活用し、効率的な物流を実現する取り組みを進めています。
・運送事業者への支援
運転免許取得支援や運転技術研修の拡充、生産性向上に向けた設備投資支援などの取り組みを進めています。
これらの取り組みが効果的に行われれば、2024年問題を乗り越え、持続可能な物流を実現することができると考えられます。
なお、物流の2024年問題は、日本だけでなく、世界各国で懸念されています。
日本では、政府が物流革新緊急パッケージを発表し、物流業界の課題解決に向けた対策を進めています。
再配達率の半減
置き配を選ぶとポイントがもらえる制度が議論されているのは
運送業者の負担となっている再配達の割合を、現在の12%から6%に半減させることが目的なんですね。
2024年4月1日から、トラック運転手の時間外労働が年間960時間に制限されますので
コンビニでの荷物の受け取りや、置き配を選んだ人へのポイント付与、ゆとりある配送日を選んだ人にポイント付与
このような実証事業を行い、再配達を減らしてドライバーの負担を減らすことが目的となっています。
今後も宅配の荷物は増える?

今後も宅配の荷物は増えると考えられます。その理由は
インターネット通販の拡大
インターネット通販の拡大は、宅配の荷物増加の大きな要因です。
インターネット通販の利用者は増加傾向にあり、2022年には約7,600万人に達しました。
インターネット通販では、商品を自宅に届けてもらうことが一般的であり、その結果、宅配の荷物が増えています。
誰もがAmazonや楽天など通販での買い物が当たり前になってきたので、宅配の荷物も比例して増えてくるでしょう。
巣ごもり需要の拡大
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、巣ごもり需要が拡大しました。
巣ごもり需要の拡大により、食品や日用品などの宅配需要が増加しました。
ライフスタイルの変化
近年、働き方の多様化やライフスタイルの変化により、宅配の需要が高まっています。
例えば、テレワークの普及により、自宅で仕事をする機会が増え、その結果、宅配の荷物が増えています。
再配達率の半減が図られれば
ただし、物流革新緊急パッケージなどの取り組みにより、再配達率の半減が図られれば、宅配の荷物増加のペースは鈍化する可能性があります。
具体的には、置き配やゆとりある日付指定などの選択肢を拡大することで、消費者の再配達を抑制する取り組みが強化されます。
また、鉄道や船舶などの新たな輸送手段を活用することで、効率的な物流が実現されます。
さらに、運送事業者への支援策が拡充されることで、物流事業者の生産性向上が図られます。
これらの取り組みが効果的に行われれば、宅配の荷物増加を抑制し、持続可能な物流を実現することができると考えられます。
まとめ
政府の物流革新緊急パッケージでは、置き配やゆとりある日付指定を選んだ消費者にポイントを付与する事業を推進するとしています。
この事業が実現すれば、今後はより多くのサービスで置き配を選ぶとポイントがもらえるようになると考えられます。
・再配達率の半減
・トラック輸送からの転換
・運送事業者への支援
この物流革新緊急パッケージの実現に向けて、政府や関係機関、民間企業が連携して取り組んでいくことになります。
置き配を選ぶとポイントがもらえるサービスは、今後さらに拡大していくと考えられます。
再配達率の半減に向けて、置き配やゆとりある日付指定などの選択肢を拡大し、消費者の再配達を抑制する取り組みが重要です。