2024年9月には自民党総裁選が想定されています。
前回、2021年9月の総裁選に立候補した高市早苗経済安全保障担当相(2023年10月時点)
当時、岸田文雄首相、河野太郎デジタル相、野田聖子元総務相と総裁の座を競ったことは周知のとおり。
岸田氏に敗れましたが、国会議員票で2位につけました。
次回の自民党総裁選で高市早苗総理大臣は実現するのでしょうか?
高市早苗総理大臣は実現する?
【高市氏 来年の総裁選立候補に意欲】https://t.co/o71p0l4tQ0
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 3, 2023
ご本人はやる気満々ですね。
高市早苗氏が総理大臣になると日本初の女性総理誕生
筆者の見立てとしては、2023年10月時点、高市早苗氏が総理大臣になる可能性は30%程度と考えています。
高市氏は、安倍晋三前総理の側近であり、保守派の支持が厚いことから、自民党総裁選で勝利し総理大臣になる可能性は十分にあります。
高市早苗氏が支持される理由とされない理由を比較
高市氏が支持される理由は
・保守派の支持が厚い
・安倍前総理の側近であり、後継者として期待されている
高市氏が支持されない理由は
・女性蔑視や歴史認識などの発言で過去に批判を浴びたことも
・総理大臣として安定した政権を運営できるかどうかは不透明
両者を比較して、高市氏が総理大臣になる可能性は30%程度と考えていますが。
セキュリティークリアランスとは
「戦わせていただきます」自民・高市氏、来年の総裁選立候補に意欲 https://t.co/XxeDGaInzs
総裁選への対応を問われ、担当大臣として制度の実現をめざす機密情報を扱う人の身辺を事前に調べる「セキュリティークリアランス」(適性評価)を仕上げたうえで、「また戦わせていただく」と述べました。— 朝日新聞デジタル (@asahicom) October 3, 2023
高市早苗氏は現在、経済安全保障担当相の職務として、セキュリティークリアランスの仕上げにまい進されています。
セキュリティークリアランスとは、機密情報にアクセスできる資格者を政府が認定する制度です。
この制度は人を対象とする場合と施設を対象とする場合があります。
セキュリティークリアランスの目的は、機密情報の漏洩や不正利用を防止することです。
機密情報にアクセスできる人を限定することで、その情報の漏洩を防ぐことができます。
セキュリティークリアランスの審査
・身辺調査
・資格や経験
・性格や倫理観
身辺調査では、過去の犯罪歴や借金、暴力団との交際などの情報について調査されます。
資格や経験では、セキュリティに関する知識や経験が評価されます。
性格や倫理観では、機密情報の扱いに適した人物かどうかが評価されます。
セキュリティークリアランスは、政府機関や軍隊、民間企業などで導入されています。
日本では、2023年10月からインボイス制度が導入されたことに伴い、政府機関や民間企業でセキュリティークリアランスの導入が進むと予想されています。
セキュリティークリアランスのメリット
・機密情報の漏洩や不正利用を防止できる
・セキュリティ意識の高い人材を採用できる
・情報セキュリティのレベルを向上できる
セキュリティークリアランスのデメリット
・審査に時間と費用がかかる
・審査に合格できない人がいる
セキュリティークリアランスは、機密情報の漏洩や不正利用を防止するために、重要な制度です。
高市経済安全保障担当相は、セキュリティークリアランスの仕上げ注力されているわけですね。
高市早苗総理大臣が実現すると日本はどうなる?
安倍政権路線の継承
高市氏は安倍晋三前総理の側近であり、安倍政権の外交・安全保障政策や経済政策を継承すると考えられます。
具体的には、憲法改正、軍事力増強、対中強硬姿勢、アベノミクスの継続などが考えられます。
財政出動による景気刺激
高市氏は、物価上昇や経済停滞を懸念しており、財政出動による景気刺激を検討すると考えられます。
具体的には、補正予算の編成や、公共事業の増額などが考えられます。
規制改革による経済成長の促進
高市氏は、規制改革による経済成長の促進を掲げており、規制改革を推進すると考えられます。
具体的には、労働市場の規制緩和や、再生エネルギーの導入促進などが考えられます。
まとめ
高市早苗総理が実現した場合、日本の政治や経済が変わる可能性としては
・憲法改正
憲法改正を積極的に推進する方針を示しており、自民党の公約である「改憲」を実現するために、国民投票の実施を目指すと考えられる。
・軍事力増強
高市氏は、中国の軍事的脅威を懸念しており、軍事力増強を推進する方針を示している。
具体的には、防衛費の増額や、自衛隊の海外派遣の拡大などが検討される可能性がある。
・対中強硬姿勢
高市氏は、中国に対する強硬姿勢をとる方針を示しており、中国との経済摩擦や、台湾海峡の緊張を高める可能性がある。
・経済
高市氏は、物価上昇や経済停滞を懸念しており、財政出動による景気刺激や、規制改革による経済成長の促進を推進する方針を示している。
補正予算の編成や、公共事業の増額、労働市場の規制緩和、、再生エネルギーの導入促進などを検討すると考えられる。
根幹としていえることは、高市氏は安倍晋三前総理の側近であったことから
安倍政権の外交・安全保障政策や経済政策を継承すると考えられます。
つまり、アベノミクスの復活、継承が受け入れられるかどうか?という点が注目されることとなるでしょう。
日本初の女性総理誕生か?2024年9月の自民党総裁選がまず登竜門となってきますね。